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福岡/矢部郵便局


(確認前のデータ)
・日向神の景勝けはぎ岩と釣鐘岩
(使用開始:昭和29年7月1日)

八女市です。使用開始時は八女郡矢部村でした。2010年に合併で八女市になりましたが、現在も引き続き「八女市矢部村」です。
描かれているのは日向神峡(ひゅうがみきょう)の景勝地で、右上は「けはぎ」ではなく「けぎ」岩、漢字で書くと蹴洞岩です。で、左下が釣鐘岩。
↓日向神峡について、個人の方のブログ1件。「蹴洞岩」「ハート岩」などの奇岩が紹介されています。
日向神峡のハート岩 八女市矢部村字日向神 - ばぁばのしゃしんおきば -

こちらに書かれている通り、現在日向神峡で一番有名な景観は、日向神ダム湖に架かる県道115号線の赤い橋(蹴洞橋)から北側のハート岩を望む、というものです。ハート岩の右手前に蹴洞岩があり、小さな穴が空いているのが見えます。↓ストリートビューで見られるので、良かったら確認してみてください。県道に沿って時計回りに進むと、ダム湖の北西側で蹴洞岩が大きく見えるポイントもあります。


それはいいとして、「釣鐘岩」が検索しても出てきません。
風景印が作られたのが62年も前なので、自然災害や開発等でなくなってしまった可能性があるのですが、検索ではいまいち資料が見つかりませんでした。
釣鐘岩は現在どうなっているのでしょうか?質問してみました。
………………………………………………………………

お返事です。
コメントはいただけなかったのですが、風景印と一緒に地元の公民館便りを同封してくださいました。昨年9月に発行されたもので、ちょうどこの風景印がテーマになっています。これはナイス!ありがとうございます!


部分拡大。


釣鐘岩は「ダムに水没した」と書かれていました。日向神ダムができたのが1959年で、もう57年前。なので現在はそれを知る人もいなくなったわけです。残念…。でも、ページ左下にちゃんと往年の釣鐘岩の写真も掲載されていました。風景印通りの釣鐘のような形の岩で、上に松の木が生えています。岩の手前に矢部川らしき川が写っているところも風景印と同じですね。

この件は八女市矢部支所の方にも別途お話を伺ったのですが、その際に昔の書籍を紹介していただきました。ありがとうございます。現地には蹴洞岩・釣鐘岩の他にもいろいろと名前のついた岩があり、ダム造成前にはこんな配置になっていたそうです。

(八女津媛山探勝記/馬場豊二)

「八女津媛山」はこの一帯の別名で、昔の本ではよく使われています(付近に八女津媛神社という神社もあります)。「正面岩」と書かれているのが現在の「ハート岩」。釣鐘岩は現在の蹴洞橋付近?(おそらく橋よりも蹴洞岩寄り)にあったのではと推測されます。
これ、写真がないかな〜と思って色々探していたら、戦前のアンティーク絵葉書にたどり着きました。昔から正面岩の景観は有名だったようで、ちゃんと絵葉書になってましたよ。こちらです。


タイトルは「道ヨリ見タル日向神釣鐘岩カスカニ正面ノ岩ヲノゾク」。
この位置では正面岩はハートではなく、つぶれて見えます。釣鐘岩は正面岩の割と近くにあったのかも。モノクロなのでちょっと見にくいですけど、要するに↓こんな感じでしょうか。


この付近はダムで景観がかなり変わってしまって、そのために観光のポイントも昔とはだいぶ違っているのですが、現在でもダム湖の北側にある七福神の名前がついた岩などは色々見られるそうです(蹴洞岩ほどは知られていませんが)。桜も有名だそうで、見に行ってみたいです。
お返事ありがとうございました。
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