岐阜/久瀬郵便局

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岐阜/久瀬
(確認前のデータ)
・鎌倉踊り(民俗文化財)
・揖斐峡大橋
・揖斐高原スキー場

(使用開始:昭和53年11月23日)

揖斐郡揖斐川町です。
「民俗文化財の鎌倉踊り」は↓これだと思います。県無民(+国選択無民)「東津汲鎌倉踊」。
東津汲鎌倉踊 | 揖斐川町ホームページへようこそ
「今年は活動休止のため開催しなかった」ってサラッと書いてあるけど大丈夫だろうか。無民の類は有名なものでも気がつくといつの間にか無くなっていたりするので心配です。

今回の本題は「橋」です。
意匠の説明には「揖斐峡大橋」とありますが、描かれている橋は揖斐峡大橋とは形が違います。
揖斐峡大橋は、同じ町内の揖斐川局や清水局の風景印に「揖斐峡の風景」として描かれているトラス橋で、Wikiによれば↓こんな形です。


揖斐峡大橋 - Wikipedia

では久瀬局の橋は何なのか、質問してみました。



お返事です。
久瀬局「当方にて確認したところ、意匠の橋は国道303号から外津汲地区を結ぶ『外津汲橋』のようです。」

外津汲橋は、地図で言うとこのあたりです。(ストリートビューで脇の方からちらりと橋の姿が見えます)揖斐峡大橋の1本上流ですね。昭和46年建設。


2年ほど前に耐震工事を行った時の様子が建設会社のページに出ていました。確かにこの形ですね。判明して良かった。ありがとうございます。
株式会社ヤマモト


風景印では土木関係(橋とか水門とか)の名称はちょいちょい間違われるのですが、他にも最近確認したものを2つほど記載します。

北海道/旭川四条西郵便局
北海道/旭川四条西
(確認前のデータ)
・旭西橋、嵐山、北邦野草園の草花、鈴木亀蔵の碑
(使用開始:平成8年11月8日)

上記は「風景印大百科」等の市販書籍の説明ですが、これもやはり間違っていて、使用開始時の郵趣ウィークリーでは以下のような説明でした。

・旭西橋から望む嵐山を背景に北邦野草園の草花と鈴木亀蔵の碑を配す。

つまり、描かれている橋は旭西橋ではないわけです。
現地の地図を見ると↓こうなっています。


この地図で嵐山は画面の左上(北西方向)にあるのですが、旭西橋から嵐山方向を見た時に目に入るのは函館本線の橋(第2石狩川橋梁)です。これもストリートビューで見ると、風景印と同じトラス橋が見えるので確認してみてください。


静岡/沼津西島郵便局
静岡/沼津西島

(確認前のデータ)
・富士山と狩野川にかかる永代橋を描く。
(使用開始:平成12年8月1日)

「永代橋」が誤りで、「御成橋」が正しいです。昭和12年竣工の古い橋で、昨年土木遺産にも選定。空襲の傷跡が今でも残っているそうです。
↓のマップで2本並んだ橋のうち、南が永代橋、北が御成橋です。ストリートビューで永代橋から御成橋を見ると、ちょうど風景印のような景色が見えると思います。(もしかしたらこれも、元は旭川四条西と同じ「永代橋から見た風景」的な説明だったのかもしれません。)


ところでこの御成橋、角度によっては風景印みたいに富士山とセットで見えたりしないんだろうか。方角的には合ってる気がするんですが。
いまいち曇ってる画像しか出てこなかったのですがw、晴れた日に近くまで行く機会があったら確認してみたいです。


ここ数年、私の中で土木関係が静かなブームだったので、風景印でも橋とか水門とか古い建築とかの名前と所在を確認しまくったのですが、やはり数の多さで「橋」が一番バラエティに富んでいて面白かったです(その分間違いも多いのですが)。また何件か溜まったらまとめて記録するかもしれません。

お返事ありがとうございました。
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