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青森/武田郵便局


(確認前のデータ)
・岩木山
・刈り束ねた葦茅

(使用開始:平成13年11月1日)

北津軽郡中泊町です。使用開始時は中里町でした。2005年に小泊村と合併して中泊町になりましたが、地理的にはこの2つは完全に離れているという珍しい町です。
「葦茅」とは何でしょうか。よく分かりません。葦(アシ)は葦、茅(カヤ)は茅だと思うのですが。どっち?どっちも?それとも何か別なものを指す方言のようなものでしょうか。
気になるので質問してみました。
………………………………………………………………

お返事です。
「葦茅(アシカヤ)とは、茅葺屋根に使用する葦(ヨシ、アシ)のことです。武田地区は岩木川の近くにあり、茅葺屋根には葦をよく使います。そのせいか、この地域では茅葺き屋根のことを『葦茅の屋根』と呼んでいます」

なるほど、やはり地方独特の言い回しでした。詳しい解説ありがとうございます。
「岩木川 葦」で検索し直してみたら、概要が分かりました。旧中里町は岩木川の河口に位置しているのですが、そこにはヨシ原が広がっており、「農林水産業に関連する文化的景観100選」などにも選ばれているそうです。
↓こちらに記事がありました。すごく詳しいので是非。風景印通りの写真もあります。
資源利用したヨシ原=19(陸奥新報)

局の方の解説を読んだ時に、「そもそも現在でも茅葺屋根ってそんなに多く作られてるのかな?」と疑問に思ったのですが、その答えもちゃんと書かれていました。ここでとれたヨシは、茅葺屋根の他にもヨシズ、土壁、暗渠、防風・防雪用の囲い、魚類捕獲の罠、マメコバチの巣など、さまざまに利用されているそうです。また、1950年代までは茅葺屋根が多く、刈り場をめぐって流血事件(!)なども起こったそうですが、その後屋根がトタンに代わってヨシの需要が減少したため、現在は古い枯れヨシを除去するために春先に火入れを行うなどしているそうです。
ヨシ原に鳥類の生息地としての役割があることも書かれていました。特に絶滅危惧種であるオオセッカの生息地として有名だそうです。
オオセッカは武田局から見て岩木川の対岸に位置する車力局の風景印に出てきますね。

・屏風山の湿原に生息するオオセッカ
・ツルコケモモ

(使用開始:昭和59年1月10日)

↑この「屏風山の湿原」のオオセッカ生息地も変化していると、陸奥新報の別な記事に書いてありました。陸奥新報さん有能すぎる。今回必要な情報全部書いてありましたよ。ありがたいです。1972年頃にオオセッカが発見されて話題になった当時の生息地は平滝沼とベンセ沼の間の湿原でしたが、現在は場所が移動しているそうです。ググると「ベンセ湿原にオオセッカを撮りに来るカメラマンがいる」みたいな情報はヒットするのですが、実際の写真はあまり見つからない。ほんとにいるのかな。どうだろう。
姿を消したオオセッカ=10(陸奥新報)

お返事ありがとうございました。
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