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東京/豊島郵便局


(確認前のデータ)
・桜(変形)
・千登世橋と都電荒川線
・すすきみみずく
・区花・ツツジ

(使用開始:平成11年11月11日)

豊島区の集配局です。
豊島区内では平成11年11月11日に一斉に風景印が使用開始(または意匠変更)され、よく似た消印が大量生産されました。この時開始したのが36局、その後減ったり増えたりして現在は計34局で風景印が使われています。
約5年前にこの作業(風景印の意匠データの検証)を始めてから昔の郵趣ウィークリーを一通りチェックしたのですが、平成ひとケタ〜12年(特に平成11年)はゾロ目の日付に合わせた新規風景印の乱発が本当に酷く、こんな感じの地域内一斉開始があちこちで発生していました。当時のまとめによると、平成11年1月1日開始が27局、1月11日開始が34局、11月1日開始が130局、11月11日開始が318局。個人の収集家で全部集め切った人はかなり限られるんではないでしょうか。
近い将来また元号が変わるわけですが、こんな悲劇が繰り返されないか懸念しています。現在は収集家も減っているし、局側に風景印を開始するメリットもあまりない(と思う)ので当時と状況は違うとは思うのですが。

で、豊島の風景印です。
これを読んでいる皆さんは、豊島の風景印の外枠は何だと思いますか?
私は5年前に風景印のカタログを買って以来ずっと桜だと思い込んできたのですが(カタログ2種とも「桜」と書いてあったので)、最近「外枠はツツジ」という記述を時々目にするようになりました。
たとえばこの↓東京新聞の連載。風景印初心者の作家さんが23区の風景印巡りをするという企画ですが、なぜか一貫して「外枠はツツジ」と書いています。えっ、その情報はどこから仕入れたの???
松田青子のウェブエッセイ東京23話 | 東京新聞ほっとWeb

気になって昔の本を読んでみたところ、「風景スタンプ集」の旧版では「ツツジ」になっていました。でも2012年版では「桜」に書き換えられています。なぜ書き換えられたのかは例によって謎。
今気づきましたが、2012年版では「区花・ツツジ」が削除されてますね。これは間違いです。「区花・ツツジ」は都電の右に描かれているもみじまんじゅうみたいな花2つのことで、これは平成11年開始の豊島区内の風景印全てに登場するモチーフです。もっと言うと2001年版の段階で既に、枠内の花が「区花・ツツジ」であることが見落とされていると推測されます。


↓風景印を題材にした個人の著書。こちらでは「外枠は、もちろん、桜の花を表している。」(pp.134-135)と強気です。でもその情報をどこから得たかは不明。(この本自体はとても面白いです。カタログ以外の風景印本の中では最初に読むべき一冊)

郵便局を訪ねて1万局 東へ西へ「郵ちゃん」が行く/佐滝 剛弘(2007)

↓こちらも個人の著書。この本はツツジ派でした。でもやはりソースは不明。

風景印散歩 東京の街並み再発見/古沢保(2003)

桜は豊島区の区木、ツツジは豊島区の区花です。どちらが採用されていてもおかしくない状況ではあります。
でも、そもそも風景印的な常識で判断するならば、この形は桜です。似たような風景印は他所にもたくさんある。


対してツツジ(サツキも含む)が外枠の風景印は桜よりもかなり少ないのですが、その多くはツツジ(サツキ)に見えるような工夫がされています。多くは花芯や葉を描いて他の花との差別化を図っているように見える。


それで結局、豊島の外枠はツツジと桜、どちらなのだろうか。何故こんなにも皆言ってることがバラバラなのか?
↓気になったので当時の郵趣ウィークリーをチェックしてみました。すると驚いたことに、


「発表の時点ではそもそも外枠の説明がなかった」ことが判明。だからこんなに混乱してるのか。
↓ちなみに、ここ数年内に作られた東京芸術劇場局と豊島区役所前局の2つは郵政のページに説明が載っているのですが、実はこちらも外枠の記載がありません。なんという盲点。


…結局、この外枠の形は何なんでしょうか。質問してみました。
………………………………………………………………

お返事です。
豊島局「外枠は桜だと思います。『区花・ツツジ』は枠内に描かれている花のことです。」
簡潔にお返事いただきました。ありがとうございます。
桜と言ってもらえて個人的には安心しましたが、でもやはり大事なのは「ソースが何なのか」です。できれば作成当時のこととか、開始時に配布した資料等がないかどうかを知りたかったのですが、あまりつっこんだことは教えてもらえなかった。残念。もう年数が経っているので局内に知ってる人がいないんでしょうか。どうなんだろう?
これまであちこちに聞いて回った感じだと、作成当時の細かい資料はどこも10年ぐらいで破棄されてしまうそうなんですよね。それ以降は各支社に残っている簡単なテキストデータ(要するに皆が知ってる情報)しか参照できないみたいで。たとえそうだったとしても仕方ないんですが。

もうちょっと情報が欲しかったので、今回は豊島区役所前局と東京芸術劇場局にも質問してみました。この2つは使用開始がここ数年のことなので、もうちょっとちゃんとしたことが分かるかも。
同時に2通出してみた、以下がそのお返事です。

豊島区役所前局
「当局の風景印の外枠はサクラ(ソメイヨシノ)です。東京支社へ確認したところ、豊島区内の風景印は外枠がツツジの局とサクラの局があるそうです。」

東京芸術劇場局
「東京支社へ確認したところ、当初外枠はツツジという回答でしたが、その後連絡が来てサクラに訂正されました。豊島区内の郵便局の風景印はサクラの形だそうです。」


↑これ、東京支社でもちゃんと把握してないですよね(笑)
時系列で言うと区役所前局が先、芸術劇場局が後なので、芸術劇場局に回答したことの方が正しい認識なのではないかと思いますが。
…とりあえず、少なくともこの2局に関しては、外枠は桜でいいそうです。良かった。(のか?)

この件(特に平成11年組)に関しては、やっぱりもう少し資料が欲しいです。
どなたか平成11年当時に配布された資料をお持ちの方がいらっしゃいましたら、そこに記載があるのかないのか、あったとしたら何と書かれていたのか教えていただけると嬉しいです。
または作者のコメントがどこか雑誌等に載っているのをご存知でしたら、その雑誌名と号数など、良かったら教えてください。よろしくお願いします。

お返事ありがとうございました。
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