滋賀/大津観音寺郵便局

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(確認前のデータ)
三井の晩鐘と鐘楼(重要文化財)を描く。
(使用開始:平成16年7月22日)

大津市です。局は題材になった三井寺(園城寺:おんじょうじ)のすぐ近くにあります。
三井の晩鐘は有名ですね。慶長7年(1602年)の鋳造。平等院鐘、神護寺鐘と共に日本三名鐘の1つだそうです。
三井寺>名宝の紹介>工芸>三井の晩鐘

鐘に関しては間違いないのですが、問題は「鐘楼」です。鐘の右後方に描かれている建物ですけど、あまり鐘楼らしくない外観。どちらかというと「お堂」の類ではないかと思います。
三井寺は「金堂」が国宝に指定されているのですが、描かれているのはその金堂ではないでしょうか。↓ちょっと比較してみよう。
三井寺>名宝の紹介>建造物>金堂
三井寺>名宝の紹介>建造物>鐘楼(三井の晩鐘)

鐘楼は鐘を入れる建物なので、全体的に縦長なんですよね。対して風景印に描かれている建物は横長で、屋根の形も違いますし、鐘楼には見えません。おそらく風景印の制作過程で間違いが生じた(元々鐘楼を描く予定だったが誤って金堂を描いてしまった?または意匠説明に金堂と書くべきところを誤って鐘楼と書いてしまった?)のではないでしょうか。
ということで質問してみました。
………………………………………………………………

お返事です。
・三井の晩鐘 →正解
・鐘楼 →正解

大津観音寺局「園城寺さんの許可を得ております」

とりつくしまのない感じのお返事が来ました。いやでも、見た目全然違いますでしょうこれ。もうちょっと検討してから返事してくれてもいいのになあ。
まるっと疑問が残ってしまったので、三井寺さんにも風景印の画像を送って質問してみました。

園城寺「描かれているのは金堂だと思います」

あ、そうですよねやっぱり。ありがとうございます。
作成当時に関わったお坊さんはもういらっしゃらないそうなのですが、やはりお寺の方から見ても描かれている建物は鐘楼らしくないそうです。
…というようなことを手紙に書いて再度大津観音寺局に送ったのですが、特に何のリアクションもなく無視されてしまいました。その後確認していないのですが、どなたか訪問されたらその後どういう認識になっているか聞いてみてほしいです。
三井寺は11月中旬頃から紅葉シーズンだそうです。

お返事ありがとうございました。

大きな地図で見る

★追記(20200621)- - - - - - - - - - - - - -
先月の話になりますが、2020年5月18日付で、公式テキストの修正が行われました。
意匠のマイナーチェンジ(といっても殆ど差はないようですが)に伴い、修正したテキストが告知に使われた、という流れのようです。

↓これは2004年の新規使用時のテキスト。「三井の晩鐘と鐘楼(重要文化財)を描く。」


↓こちらは2020年の修正済テキスト。「三井の晩鐘と金堂(国宝)を配する。」


本来なら新規使用時のテキスト同様、意匠にも晩鐘と鐘楼を描きたかったのだろうと察しますが、図案を変える方が大変なのでそこは仕方ないかもしれません。
ここまで長かったですが、ちゃんと直って良かったです。

三井寺には3年ほど前に実際に行ってきました。
↓こちらが意匠の右に描かれた金堂。


↓こちらが(本来描かれるはずだったであろう)鐘楼と、中の晩鐘。


これは現地にあった看板で、建物の配置図と御朱印の案内でした。
この時は時間がなくて全然回りきれなかったんですよね…。また改めて行きたいです。
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